ゴリラと学ぶ「道のり・速さ・時間」
ゴリたちゴリラ🦍は、ニンゲン👫みたいにしゃかいせいをもって、おたがいにたすけあっていきているウホ。だから、こまっているゴリラがいたら助けるし、ゴリも困っているときにはたすけてもらうウホ。
そんなゴリが、あるゴリラにおつかいをたのまれたウホ。そのゴリラはけっこうなケガ🤕をしちゃっていて、うまくあるいていけないみたいウホ。ゴリはそんなゴリラに同情して、こころよくお使いをひきうけることにしたウホ。
こんかいは、そんなおつかいでゴリが移動した距離(みちのり)について計算するウホ。
もんだい
ゴリがあるゴリラ🦍からおつかいをたのまれて、おつかいをたのんだゴリラのいる木🌲Aから、おとどけさきゴリラのいる木🌲Bまでいどうしたウホ。
ゴリはこのとき、行くときはそんなにいそがなくてもいいと言われたから、時速3 km/h(hは時間、km/hは一時間あたりのきょり=速度といういみ)であるいたウホ。
でも、かえるときには、いそいではしってかえってきてほしいと言われたから、時速15 km/hでいそいでかえったウホ。
けっきょく、ゴリは往復で4時間いどうしたことになるウホ。けっこうな遠出だったウホ。
さて、ゴリが移動したきょり(木Aから木Bまでの距離)は、なんkmウホ?
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こたえ
ニンゲンが中学校でならう、一次方程式のちしきをつかうウホ!
この手の問題は、とりあえずわからないものを$x$とおくにかぎるウホ。ここでは、ゴリが移動した距離(km)を$x$とおくウホ。
そして、道のり(距離) = はやさ × 時間のかんけいをつかうウホ。単位でいうと、道のりkm = はやさkm/h × 時間hになるウホ。km/hとhをかけることで、単位としてもkmがでてくるウホ。
さておき、わからないきょりを$x$とおいていて、速さと時間はわかっているウホ。だから、道のりを速さでわることで、時間がでることをつかうウホ!
3 km/hのはやさで歩いているとき、かかっている時間はどうなるウホ?これは、道のり$x$をはやさ3 km/hでわることになるから、$\frac{x}{3}$になるウホ。
15 km/hのときのかかっている時間はどうなるウホ?おなじように、$\frac{x}{15}$になるウホ。
だから、ゴリが移動するのにかかった時間は、道のりと速さからみちびくと、$\frac{x}{3} + \frac{x}{15}$になるウホ。
ぶんしょうから、かかっている時間は4時間(4 h)になるから、道のりと速さからみちびいた時間が、4時間にひとしいということになるウホ。
これを一次方程式であらわすと、つぎのようになるウホ。
$\frac{x}{3} + \frac{x}{15} = 4$
あとはこれをさくっと解くウホ!両辺に15をかけると、
$5x + x = 60$
$6x = 60$
から、$x = 10$
だとわかるウホ!つまりゴリは、往復で10 kmの距離をいどうしたことになるウホ。
こたえ: 10 km
ほんとうにもくてきの場所に届けられたかはわからないけど、お使いをたのんだゴリラ🦍いわく、きょり的にまちがいないとかくにんがもらえたウホ。
きちんとおつかいができて、ほっと一安心ウホ。ゴリはおつかいを頼んだゴリラがどうしてそんなケガ🤕をしちゃったのか聞いたけど、他のゴリラとケンカしちゃったみたいだったウホ。
きょうはそのなかなおりのしるしに、あいてのゴリラにプレゼント🎁をあげるためにゴリにおつかいをたのんだみたいだったウホ。
ゆうこうのはしわたしになれて、ゴリはまんぞくウホ!きっとすてきなプレゼントだったにちがいないウホ。だって、ゴリがはしってかえったとき、うしろからたくさんのなにかが爆発する音がして、そこにいたゴリラみんながおおさわぎしていたウホ。サプライズもかねて花火か何かをプレゼントしたんだと思うウホ。
きっとなかなおりできたにちがいないウホ。ゴリはそうしんじているウホ。