ゴリラと学ぶ「確率」かぶる確率編
ゴリたちは木🌲に登るのが好きウホ。すみか🏠にするほかにも、リラックスしたりまわり👀をみわたしたり、たべもの🍌をとったりするためにのぼるウホ。
だからこそ、もしのぼる木がほかのゴリラ🦍とかぶってしまったら、すごくきまづいウホ。かぶってしまう確率🎲をあらかじめかんがえておいて、こころ💛のじゅんびをしておくウホ。
もんだい
ゴリが、もうひとりのゴリラ🦍(ゴリラA)とおなじ木のちかくをたむろしているウホ。
ゴリとゴリラAは、木にのぼるのが好きウホ。
こんかいは一日に一本の木にのぼるとするウホ。
ゴリたちはおたがいに別々の木にのぼりたいウホ。
…
ここで、1~3日目はべつべつの木にのぼってたけど、
4日目に、ぐうぜん、おなじ木にのぼってしまう確率はどれくらいウホ?
じょうけんはつぎのとおりとするウホ。
- あるジャングルの一区画に、木は5本ある。
- ゴリラは一日に一本の木にのぼる。
- さいしょの一日目は、お互いにちがう木にのぼった。
- 次の日は、前の日にのぼった木には登らないものとする。
🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲
こたえ
木の数はぜんぶで5ほんだったウホ。
ゴリたちが一本の木にのぼって、次の日をむかえたとき、せんたくしとして木🌲は4通りあるウホ。
だから、ゴリとゴリラAがのぼる木の数は、ぜんぶで4 × 4 = 16通りになるウホ。
つぎに、ゴリとゴリラAののぼる木がかぶる場合の数をかんがえるウホ。
たとえば、ゴリが一日目にのぼった木をAとするウホ。ゴリにはせんたくしとして(B, C, D, E)があるウホ。
また、ゴリラAが一日目にのぼった木をBとするウホ。ゴリラAにはせんたくしとして(A, C, D, E)があるウホ。
このとき、ゴリとゴリラAがおなじ木をえらぶのは、ゴリがB、ゴリラAがAをえらぶいがいのばあいウホ。つまり、3通り(C-C, D-D, E-E)があるということになるウホ。
ゴリが最初にCを選んだときは?というと、おなじように3通りになるウホ。
でも、最初にCを選んだ時のすべての場合の数 = 9を、最初の9通りにくわえなくちゃいけないから、
けっきょくかくりつはいっしょになるウホ。
これから、ゴリとゴリラAが同じ木🌲をえらぶかくりつは、$\frac{3}{16}$になるウホ。
もんだいでは、「4日目に、ぐうぜん、おなじ木にのぼってしまう確率」がきかれているウホ。
このばあいでは、1日目はもうすぎているから、2, 3日目は同じ木にのぼらず、4日目に同じ木にのぼるばあいをかんがえるウホ。
同じ木にのぼらないかくりつは、のぼるかくりつの余事象だから、$1 - \frac{3}{16} = \frac{13}{16}$ウホ。
まとめると、それぞれの確率はつぎのとおりになるウホ。
ばあい | かくりつ |
---|---|
同じ木にのぼらない | $\frac{13}{16}$ |
同じ木にのぼる | $\frac{3}{16}$ |
あとは、それぞれの確率をかけてあげるウホ。
そうすると、$(\frac{13}{16})^2 × \frac{3}{16} = 0.12… (\frac{507}{4096})$
になるウホ。
ちなみに、てきとうに7日目までの確率をかんがえていくと、つぎのようになるウホ(小数点第2位以下四捨五入)。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 0.19 | 0.15 | 0.12 | 0.10 | 0.08 | 0.07 |
こたえ:約0.12($\frac{507}{4096}$)
20%よりちいさいウホ。まったくむしできない確率🎲だけど、あまり気にせずにのぼりたい木🌲にのぼることにするウホ。
🌲🦍🦍🌲